従来のスピーカーは定説では球面波が出ると言われていますが、正確に見れば、振動板自体からまずは振動板のコーン形の直進波の音が出て、直進波の周りに拡散波が出ています。
一方点駆動スピーカーの場合は振動板はタワミ振動しているので、最初から拡散波の音が出ます。

平面がピストン運動すると平面上のすべての場所から無数の球面波が出る事で、無数の球面波で合成された平面の大きさの平面波がピストン方向へ出て、平面外へは、無数の球面波で合成された、拡散波が出ます。
従来のスピーカー振動板の形状がコーン型、円錐形になっているので、振動板から直接に斜め方向に音が出ると思われるでしょうが、それはBADです。

そのような事が起きるのは振動板の表面の分子より大きなものが動かされる場合です。

振動板がピストン運動すると、空気は小さいため表面の凸凹で横には動けないのでピストン方向にだけ運動するので、いわば無数の平面波がピストン方向に出る事になり全体でコーン型の平面波=直進波の音が出る事になります。
《拡散波》の定義
ある一点(焦点)から発生した音が放射状に拡散する形態、或いはそのように見なされる音の波です。
ピストン振動では面上のどの部分も同じピストン振動をするので、出る拡散波は、無数の球面波の合成されたものなので、球面波の性質(球面波効果)は半減しています。
タワミ振動から出る拡散波は、振動する焦点である、面積のない一点から出た球面波ですから、球面波の性質(球面波効果)を持っています。
《直進波》の定義
ある面積で同じ方向へ直進する音の波で、性質は平面波と同じ。
従来のスピーカーからは、振動板の形の平面波、すなわち直進波の音が出ています。

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理想的な音とは拡散波の音
従来のスピーカーは、バスレフなどのボックスにユニットを設置する必要があるのとは別に、振動板はピストン運動するので、振動板のコーンの形の直進波の音が出る事も、特徴としてあげられます。
直進する音の大きさは振動板の大きさですから、全体から見たら、振動板の大きさは精々30センチメートル程ですから、ほぼ全部が拡散波の音とも見える訳ですが、確かに色々と「ベテラン通」の方たちの話などや、最近のスピーカー事情と通じることが幾つかあります。
例えば、「ホーンの音の中央は聞くな」とか、「スピーカーを設置する高さは耳の高さより少し下に」あるいは、最近あるわざとスピーカーの振動板の向きを前ではなく、上とか横とかにして振動板の音を直接聞かない方式のスピーカー、など、これらは全て、スピーカーから出る直進波の音を直接聞かない、という事になります。
点音源であることが理想的なスピーカーとしているwikipediaですが、点音源からは拡散波である球面波の音が出るわけですから、すなわち、これらは全て「拡散波の音を聞け」に集約されているようです。
という事で、当サイトでは「拡散波の音が理想的な音」と、提案いたします。
これは、自然界に普通にある音のことであり、点駆動スピーカーから出る音のことでもあります。

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《球面波、平面波、と拡散波、直進波》
現実の世界で純粋な平面波、球面波、は存在していませんし、一方すべての音は球面波、平面波として考える事が出きます。
球面波の音源は点でなくてはなりませんが、収縮運動する点が空中に浮いているものがこの世界に存在できるでしょうか?
音を拡大してみていくとあらゆる音は平面波の組み合わせと考える事が出来ます。とすると、全ての音は平面波となります。
この様に、球面波、平面波でスピーカーの事を考えるといろいろややこしい事が絡まって間違った考えが起きてしまいます。「ピストン運動から球面波の音が出る」と、いう物理を少し知っている方ならだれでもおかしい、とわかる事です。
そこで、球面波を拡散波、平面波を直進波、と見た目ではなく、性質の名前にして誤解が無いようにすることを提案いたします。
一方点駆動スピーカーの場合は振動板はタワミ振動しているので、最初から拡散波の音が出ます。

平面がピストン運動すると平面上のすべての場所から無数の球面波が出る事で、無数の球面波で合成された平面の大きさの平面波がピストン方向へ出て、平面外へは、無数の球面波で合成された、拡散波が出ます。

従来のスピーカー振動板の形状がコーン型、円錐形になっているので、振動板から直接に斜め方向に音が出ると思われるでしょうが、それはBADです。

そのような事が起きるのは振動板の表面の分子より大きなものが動かされる場合です。

振動板がピストン運動すると、空気は小さいため表面の凸凹で横には動けないのでピストン方向にだけ運動するので、いわば無数の平面波がピストン方向に出る事になり全体でコーン型の平面波=直進波の音が出る事になります。
《拡散波》の定義
ある一点(焦点)から発生した音が放射状に拡散する形態、或いはそのように見なされる音の波です。
ピストン振動では面上のどの部分も同じピストン振動をするので、出る拡散波は、無数の球面波の合成されたものなので、球面波の性質(球面波効果)は半減しています。
タワミ振動から出る拡散波は、振動する焦点である、面積のない一点から出た球面波ですから、球面波の性質(球面波効果)を持っています。
《直進波》の定義
ある面積で同じ方向へ直進する音の波で、性質は平面波と同じ。
従来のスピーカーからは、振動板の形の平面波、すなわち直進波の音が出ています。

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理想的な音とは拡散波の音
従来のスピーカーは、バスレフなどのボックスにユニットを設置する必要があるのとは別に、振動板はピストン運動するので、振動板のコーンの形の直進波の音が出る事も、特徴としてあげられます。
直進する音の大きさは振動板の大きさですから、全体から見たら、振動板の大きさは精々30センチメートル程ですから、ほぼ全部が拡散波の音とも見える訳ですが、確かに色々と「ベテラン通」の方たちの話などや、最近のスピーカー事情と通じることが幾つかあります。
例えば、「ホーンの音の中央は聞くな」とか、「スピーカーを設置する高さは耳の高さより少し下に」あるいは、最近あるわざとスピーカーの振動板の向きを前ではなく、上とか横とかにして振動板の音を直接聞かない方式のスピーカー、など、これらは全て、スピーカーから出る直進波の音を直接聞かない、という事になります。
点音源であることが理想的なスピーカーとしているwikipediaですが、点音源からは拡散波である球面波の音が出るわけですから、すなわち、これらは全て「拡散波の音を聞け」に集約されているようです。
という事で、当サイトでは「拡散波の音が理想的な音」と、提案いたします。
これは、自然界に普通にある音のことであり、点駆動スピーカーから出る音のことでもあります。

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《球面波、平面波、と拡散波、直進波》
現実の世界で純粋な平面波、球面波、は存在していませんし、一方すべての音は球面波、平面波として考える事が出きます。
球面波の音源は点でなくてはなりませんが、収縮運動する点が空中に浮いているものがこの世界に存在できるでしょうか?
音を拡大してみていくとあらゆる音は平面波の組み合わせと考える事が出来ます。とすると、全ての音は平面波となります。
この様に、球面波、平面波でスピーカーの事を考えるといろいろややこしい事が絡まって間違った考えが起きてしまいます。「ピストン運動から球面波の音が出る」と、いう物理を少し知っている方ならだれでもおかしい、とわかる事です。
そこで、球面波を拡散波、平面波を直進波、と見た目ではなく、性質の名前にして誤解が無いようにすることを提案いたします。
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2017/05/20 (土) [スピーカー]
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