ここ2年近くジャズマンは何故クリアーな音がするのかの論理的説明を試みてきましたが、何のことはない私のやっていたことは、点音源スピーカーはなぜ音が良いのかの説明を試みていたのと同じことだったことが判明しました。私がああだこうだという前に点音源スピーカーはスピーカーの理想の形、というのが定説だったのですね。ですから、わざわざこのスピーカーの論理を構築するまでもなく、「ジャズマンは点音源スピーカーです」とさえ言えば良かったのですね。すなわち、世界が望んでいた理想的な点音源スピーカーがジャズマンなのかも知れません。
なんで誰も教えてくれなかったの?とは思いますが、私自身も気が付かなかったのですし、そう、思い出すと数週間前、球面波が良い、というのが分かったのですが、今のスピーカーが球面波を出す、という事を言う方(平面波スピーカー)がいたので、少しこんがらがってしまいました。しかし、その後改めて点音源について考え直した結果判明したのは、今ある点音源スピーカーは点音源風とは言えますが、真の点音源とはかけ離れたものだったのです。これが分かるのに数日かかってしまいました。考えてみれば、このように振動板が平行往復運動するスピーカーを「点音源スピーカー」という説があったからこそ「点駆動」と「点音源」が、結びつかなかったのでした。(チェックしたら前々のブログで初めて気がついたのでした。苦笑。ほんと紛らわしい話でした。)そう、そしてあらゆる点音源スピーカーのどこが点音源なのかをチェックしました。
そんな中で一つ面白いのがありました。
縦に細長い筒状の先にユニットが上向きに設置してあり、振動板に面して、逆円錐状の反射板が設置してあり、音が360度周りに放出される構造の、点音源スピーカー、と称するものです。これはもしかしたら凄いのかな?と思い、今日一日考えていました。
確かに振動板から出た音は逆円錐状の反射板に反射して90度方向が変わり水平状に周りに出ていくので、上から見ればあたかも中央点から放射状に出ていくようにみえ、点音源スピーカーに見えます。しかし、よく見てみると振動板上のある一つの点から出た音が反射して点音源風に聞こえてくるのですが、実は聞こえてくるのはその一点だけではなくて、それ以外のあらゆる振動板上の点からも音は聞こえてきます。
勘違いしやすいのでもう少し詳しく見ると、即ち架空の中央点からすべての音が出ているように見えますが、実はその点から少し外れたところからも音は出ているのです。でも本当の点音源だったら少し外れたところからは音は出ていないのです。もちろん球面波、正確には円柱波?は出ますのでそれなりの利点はありそうですが、焦点はバッフルに設置したのと同じように振動板の大きさにボケている事には変わりがないのでしょう。~ちょっとややこしいですね。皆さんもじっくり考えてみてください。
これ以外のもいろいろありますがどれも現在の平行往復運動する振動板のユニットを使っている以上、どんなことをしても点音源の大きさを振動板より小さくは出来ないのでは?と思います。同軸と点音源を混同しているスピーカーもありますね。でもそれだけみなさん何とかして「点音源」と言われたいんですね。
さて、ではそこまで世界中のメーカーがこぞって目指している「点音源」とは、何故理想的なスピーカーなの?というと、どうも明確な説明は見当たりませんでした。真の意味での大きさが「0」の「点音源」のスピーカーは理想的な架空のもので実際に聞いた人は誰もいなかったからでしょうか?
そこで、当サイトで大きさ「0」の点音源とはどの様な性質があり、なぜスピーカーの理想形というべきものなのかを、「点駆動スピーカー」の場合として説明いたしました。
すなわち真の意味での「点音源」で再生される音はモノラルでも立体的に聞こえるのです。(前の記事参照)

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なんで誰も教えてくれなかったの?とは思いますが、私自身も気が付かなかったのですし、そう、思い出すと数週間前、球面波が良い、というのが分かったのですが、今のスピーカーが球面波を出す、という事を言う方(平面波スピーカー)がいたので、少しこんがらがってしまいました。しかし、その後改めて点音源について考え直した結果判明したのは、今ある点音源スピーカーは点音源風とは言えますが、真の点音源とはかけ離れたものだったのです。これが分かるのに数日かかってしまいました。考えてみれば、このように振動板が平行往復運動するスピーカーを「点音源スピーカー」という説があったからこそ「点駆動」と「点音源」が、結びつかなかったのでした。(チェックしたら前々のブログで初めて気がついたのでした。苦笑。ほんと紛らわしい話でした。)そう、そしてあらゆる点音源スピーカーのどこが点音源なのかをチェックしました。
そんな中で一つ面白いのがありました。
縦に細長い筒状の先にユニットが上向きに設置してあり、振動板に面して、逆円錐状の反射板が設置してあり、音が360度周りに放出される構造の、点音源スピーカー、と称するものです。これはもしかしたら凄いのかな?と思い、今日一日考えていました。
確かに振動板から出た音は逆円錐状の反射板に反射して90度方向が変わり水平状に周りに出ていくので、上から見ればあたかも中央点から放射状に出ていくようにみえ、点音源スピーカーに見えます。しかし、よく見てみると振動板上のある一つの点から出た音が反射して点音源風に聞こえてくるのですが、実は聞こえてくるのはその一点だけではなくて、それ以外のあらゆる振動板上の点からも音は聞こえてきます。
勘違いしやすいのでもう少し詳しく見ると、即ち架空の中央点からすべての音が出ているように見えますが、実はその点から少し外れたところからも音は出ているのです。でも本当の点音源だったら少し外れたところからは音は出ていないのです。もちろん球面波、正確には円柱波?は出ますのでそれなりの利点はありそうですが、焦点はバッフルに設置したのと同じように振動板の大きさにボケている事には変わりがないのでしょう。~ちょっとややこしいですね。皆さんもじっくり考えてみてください。
これ以外のもいろいろありますがどれも現在の平行往復運動する振動板のユニットを使っている以上、どんなことをしても点音源の大きさを振動板より小さくは出来ないのでは?と思います。同軸と点音源を混同しているスピーカーもありますね。でもそれだけみなさん何とかして「点音源」と言われたいんですね。
さて、ではそこまで世界中のメーカーがこぞって目指している「点音源」とは、何故理想的なスピーカーなの?というと、どうも明確な説明は見当たりませんでした。真の意味での大きさが「0」の「点音源」のスピーカーは理想的な架空のもので実際に聞いた人は誰もいなかったからでしょうか?
そこで、当サイトで大きさ「0」の点音源とはどの様な性質があり、なぜスピーカーの理想形というべきものなのかを、「点駆動スピーカー」の場合として説明いたしました。
すなわち真の意味での「点音源」で再生される音はモノラルでも立体的に聞こえるのです。(前の記事参照)

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2016/08/16 (火) [未分類]
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