音の位相に関してはこのスピーカー以外にもとても不思議な音がするスピーカーがあります。
その一つはタイムドメインです。
歪振動スピーカーを開発し始めた当初日本のあらゆるスピーカーを聴きまくりましたが、タイムドメインで聞いたスピーカーは、成るほど、と思いました。
それは小さな卵型のスピーカーを床に置いたものでした。音はとても立体的な音がするのです。正に映像で言う3Dの音版のものです。歩いている足音や人通りの雰囲気が全く自然と同じように立体的に聞こえます。最初はスピーカーが小さいから音源の位置が明瞭なので3Dで聞こえやすいのかな?と思っていましたが、これまで歪振動スピーカーの解析をしてきたことを踏まえたら、どうやらそれに「音の位相」も絡んでいるであろう、と思えてきました。
つまり、スピーカーの振動板が小さいので、前方向に位相が均一ではなくほぼリング状、放射状に球面波の音が出ているのが大きな原因のような気がします。つまり球面波は位相が単一ではないので自然界の音と同じように反対の位相で打ち消し合う事も無く、左右のスピーカーから出る音で正に立体的に3Dで聞こえるのでしょう。それに靴の足音は完全な球面波です。
もう一つは音展で隣のブースで展示されていたNSE社の八角形スピーカーです。
このスピーカーは低音も良く出るのですが、とても低音は出ないと思われるような容量の小さい箱に設置してあり、少しづつ音が出る方向がずれるように八個のスピーカーが円形に配置してあります。すると出る筈のない低音が十分に出るのです。とても不思議なスピーカーだなと思いました。
多分八個のスピーカーの音の出る方向が同じではないのでいわば球面波状に音が出るのがその原因で、もしすべてのスピーカーの向きが同じならボックス容量が小さいので低音が出ないのですが、位相が同じ方向に均一ではないので、低音が打ち消し合わずに聞こえるような気がします。これは、直感的に考えた事なので真実は?ですが、それ以外に考えられないです。
自然界の音は位相は全て不均一なのですし、まだまだ位相に関しては物理的に解析すべき問題があるような気がします。
その一つはタイムドメインです。
歪振動スピーカーを開発し始めた当初日本のあらゆるスピーカーを聴きまくりましたが、タイムドメインで聞いたスピーカーは、成るほど、と思いました。
それは小さな卵型のスピーカーを床に置いたものでした。音はとても立体的な音がするのです。正に映像で言う3Dの音版のものです。歩いている足音や人通りの雰囲気が全く自然と同じように立体的に聞こえます。最初はスピーカーが小さいから音源の位置が明瞭なので3Dで聞こえやすいのかな?と思っていましたが、これまで歪振動スピーカーの解析をしてきたことを踏まえたら、どうやらそれに「音の位相」も絡んでいるであろう、と思えてきました。
つまり、スピーカーの振動板が小さいので、前方向に位相が均一ではなくほぼリング状、放射状に球面波の音が出ているのが大きな原因のような気がします。つまり球面波は位相が単一ではないので自然界の音と同じように反対の位相で打ち消し合う事も無く、左右のスピーカーから出る音で正に立体的に3Dで聞こえるのでしょう。それに靴の足音は完全な球面波です。
もう一つは音展で隣のブースで展示されていたNSE社の八角形スピーカーです。
このスピーカーは低音も良く出るのですが、とても低音は出ないと思われるような容量の小さい箱に設置してあり、少しづつ音が出る方向がずれるように八個のスピーカーが円形に配置してあります。すると出る筈のない低音が十分に出るのです。とても不思議なスピーカーだなと思いました。
多分八個のスピーカーの音の出る方向が同じではないのでいわば球面波状に音が出るのがその原因で、もしすべてのスピーカーの向きが同じならボックス容量が小さいので低音が出ないのですが、位相が同じ方向に均一ではないので、低音が打ち消し合わずに聞こえるような気がします。これは、直感的に考えた事なので真実は?ですが、それ以外に考えられないです。
自然界の音は位相は全て不均一なのですし、まだまだ位相に関しては物理的に解析すべき問題があるような気がします。
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2016/03/05 (土) [未分類]
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