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「逆位相の原理」の水路モデル

従来のスピーカーの場合、音が聞こえてくる奥行き感は耳とスピーカーの距離ですが、もし、逆位相の原理が適用されるスピーカーなら、より奥行き感のある音が出ることは保障されることになります。これを理解しやすいモデルとして図にしてみました。

例えば、細長~い水路に水を入れた中程に板で仕切りを置き、水路の前と後ろを完全に区切ります。
この状態で板を水路に沿って動かすと、板の前の水はプラス方向(正相)の力で押されて前へ移動すると同時に、板の後ろではマイナス方向(逆相)の引く力が働くので、後ろから水が板の動いた方向へ移動してきます。

すなわち、水路全体の水が動くことになり、その結果起きる水の移動は、実際は板から発生しているのですが、あたかも板の後ろから来た水が先に進んでいるのと同じような動作になります。

これと同じような事が空気中で起きるのが歪振動スピーカーの「逆位相の原理」です。

スピーカーの前から出た音は、水路の例のように、スピーカーの後ろへ回り込んで逆位相の音と打ち消しあう事がありません。
この時、後ろへ出た音は逆位相なので、位相的には後ろから来たものと同じ向きになるので、且つ音の速さは十分に早いので、実際はスピーカーから音が出ているのですが、水路の例で水は後ろから前へ進んでいくと見なせるように、スピーカーの後ろから来た音がスピーカーを抜けて耳に届いているのと同じと見なせることになります。

この「逆位相の原理」が働くので、jazzmanの歪振動スピーカーから出る音は奥行き感、臨場感があるのです。

いかがでしょう?ちょっとややこしい説明の仕方ですが、これは単なる自然現象なのですね。

つまり、背面開放のスピーカーで前から出る音と、後ろから出る逆位相の音どうしが打ち消しあわない事があるならば当然起こってしかるべき自然現象なのです。
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