2017年08月の記事 (1/1)
- 2017/08/31 : 音の縦波と横波 〜 難聴者用スピーカーの提案 [未分類]
- 2017/08/23 : オカルトスピーカーとは?さあて、本当に波動スピーカーはオカルトでしょうか?違いますよ。一理あります。 [未分類]
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かつて寺垣氏と武藤氏との音の横波などについての論争がありました。おそらくオーディオ界で最も正しい論議が行われた唯一のイベントだったでしょう。スピーカーの動作原理について、音の本質についてをアカデミックとオーディオ界が一緒に取り上げた唯一のイベントでしたが、両者ともその本質は感じて分かっていたのですが、言葉での説明はいささか不完全のままでした。
私のスピーカーへの関わりもこの辺を見たところから始まったのでした。何しろスピーカーの動作原理は戦後これだけデジタル化が進んだのに、基本は全く進歩していませんから、きっとやりがいのある事であろう、と思ったところから始まりました。ま、それが最近ようやく考えがまとまった訳です。と言っても、出来たものは特別な論理などではなく音響学的には当然の理屈と言える多分誰もが、「そんなこと当たり前だよ」と、言われかねないような内容ではあります。
参照 武藤佳恭教授の研究
寺垣氏の物質波とは物体のタワミ振動の事で、どうやらお互いに物質の横波から音の横波が出る、と勘違いをしてたようです。音の横波とはどのようなものか?については、今のところ存在は立証されていません。又、光速で進む音はあるらしいですがここでは省略。
上記の議論を見た方はおそらく誰もがオカルト議論だと思うでしょうね。でもですね、そもそも物体からどのような理屈で空気に音が伝わり音になるのかは、今までオーディオ界で誰も論じている人はいませんでした。ダイナミックスピーカーの構造は分かりましたがではどのように振動板から空気にエネルギーが伝わるのかは誰も論議してきていませんでした。最初からそう簡単に真実の光は差し込みません。しかし、そのきっかけを寺垣氏が初めて指摘したのでした。それに影響されて、アカデミックの武藤氏が論戦に加わった訳です。
すなわち、ここで初めて、オーディオ基本原理がアカデミックに遭遇したのでした。しかし、両氏とも簡単な、粗密波、縦波、横波、平面波、球面波、という音響学用語のトリックに気が付かなかったので、まあ、トンデモ理論となっていました。正しくは次のようになります。
- 物質の縦波の振動で直進波の縦波の音が発生する
- 物質の横波の振動で拡散波の縦波の音が発生する
直進波と拡散波の定義
- 直進波とは、音の進行面が物質の表面の形で直進する音で、進行面が平面の時が平面波となる。
- 拡散波とは、進行面の形が変化しながらが360度方向へ拡散していく音で、進行面が球面の時が球面波となる。
今まで音の性質について述べるときに平面波、球面波、という言葉で色々説明してきましたが、これは音響学では音について考察する時にすべての音は平面波と仮定して理論を作っている通り、音響学としての言葉なのであって、これをそのままオーディオ論で使ってはまさにオカルトの話になってしまいます。
面白い事にどのメーカーでもさすがに当然でしょうが音の真実は知っているらしく、このスピーカーは球面波の音を出すとは一言も言っていないのです。しかし、それを匂わせる言い方はしていて、例えば「同軸にするのは、球面波の音を出すには理想的な形態だから、、」「フルレンジの方が球面波の音として理想的だから、」とかの言い方で、まるで、このスピーカーは球面波の音を出しているかの誤解を生じさせる表現で、これを聞いた人は勝手に「あ、このスピーカーはそういう理由で球面波のスピーカーなんだ」と、思っているだけなのでした。
だいたいこのスピーカーを発明した人は球面波の音を出そうなんて絶対思ってはいませんでしたよね。勝手に後のオーディオ評論家達が平面波とか球面波とかの音響学の言葉を借用して理屈を創造しただけなのでした。株の暴落の原因を、企業業績が悪いから、とかの後付けの理屈を言っているのと同じで、今までのスピーカーの動作原理は全くオカルト論と言ってもいいくらいいい加減なものでした。
平面波とか球面波とかが本当にあるのかどうかは音響学では一言も言っていませんので、これをこのままオーディオ論で展開するのは誤解が生じているだけです。
平面が平行往復運動する機構は自然界には存在していませんし、球が伸縮運動する機構なんて絶対作れません。第一出来たとしてもどんな構造で設置しますか?こんなことは誰でも考えればすぐわかる事なのですけれどね。

さてこの様な経緯で音が振動板からどのように出ているのかを自然科学的に解明する事が出来ました。これを応用して難聴者用のスピーカーを提案いたします。
従来のスピーカーユニットを、先が円筒状のボディーに設置し、スピーカーユニットの振動板から出る拡散波の音をさえぎる構造ににして、直進波の音だけを出す様にします。
直進波の音の性質は平面波とほぼ同じように音の減衰が少なく同じ強さで遠くまで届き、拡散波が少ないので周りの人の迷惑にならず、難聴者のみへ向けて減衰の少ない音を伝える事が可能となります。
なお同じ構造で、特定の方向のみに減衰の少ない音を伝達することが出来るので、様々な場面に例えば、駅ホームの特定の番線のみへ音を伝達できるスピーカーなどへも応用ができます。

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2017/08/31 (木) [未分類]
いやア、面白い説を言う人がいました。
波動スピーカーと、寺垣スピーカーがオカルトだと言っている人いました。オーディオ界の有名人?。
検索すればすぐ出るから、ぜひ見に行ってやってください。
この人、正に今のオーディオこそがオカルトだという事に気が付いていないのですね。
第一この世の中がオカルトだという事に気付いていない人も多いから無理もないですね。
特に日本人だけど。
今まで構築されてきた教育制度の、と話は大きくせずに、オーディオで言えば、
スピーカーを箱に設置する理由が、スピーカーの前と後ろか逆位相が打ち消しあう、
ってのを信じている人こそオカルトを信じている人なのですね。詳しくは前頁を。
寺垣スピーカーは、確かに周波数特性など特に良くは無いです。、でも、彼の人間性を見て下さい。
あの心が日本の戦後の経済発展を成し遂げた心なのです。下手な学校で習った理論だけで彼の言葉を
聴いてはいけません。彼が話す言葉には心があるのですよ。今の若者の歌になんと心がない事か!
って、話は違いますかあ。何をするにも下手な頭で考えたものは立派なものが出来ません!
と言っても、その日本人の心も一寸今修正の時期なのですけどね。
いづれにしても、波動とか、縦波とか、横波とか、粗密波とか、色々正しい説明を書いたので、
ウィキの寺垣スピーカーを見て下さい。そして、正しいのかどうか確かめてあなたのページでその事を書いてウィキへリンクを設置して下さい。ノートもチェックね。
何しろ、日本で初めて慶応の武藤教授とでスピーカーの動作原理について論議がされた事はとても重要なイベントだったのです。当時沢山の大メーカーの開発者たちが寺垣さんの処へ日参していたのです。このビデオも70年代後半の事でした。
なお寺垣氏の言っている物質波とはタワミ振動波の事だと判明しました。それもこのビデオがあったからこそなのでした。「物質が動くんじゃあなくて分子レベルで動く」という意味は、スピーカーの振動板が目に見えるように前後に動いて音を出すのではなくて、振動板がまるで動いているのが分らないようにタワミ運動で動く」という事を言いたかったのであろうと、推測できます。
なお、オルゴール自体は、爪とか音を出す弁などのパーツがループ状に接続構成された、タワミ振動発生システムとなっています。そこで発生した振動(タワミ振動=物質波)が棒を伝わり、内部損失の大きい紙へ伝わりそこで振動エネルギーが消費されています。だから棒は長くても振動は殆ど損失が無く紙へ伝わります。又、タワミ振動緒発生システムとは、楽器が音を出すシステムの事です。すなわち彼が言っている事は全く正しかったのです。
実は、この事が分るのに2年ほどかかったのでした。スピーカーの動作原理を考え始めたのはこのビデオからだったのでしたが、独自に色々試行錯誤した結果、まあ、このブログも同時に始めたのですが、楽器を弾くシステムはタワミ振動である、という結論になったのでしたが、その時、あれどっかで聞いたことがあるフレーズ、と思っていたら、なんと一番最初に見たこのビデオの中で彼が似たようなことを言っていたのでした。私が全く違う方向へ行った先が元のこのビデオに戻ったのは流石に私もびっくりしました。確かにオルゴールは自動楽器で楽器の一種ですよね。
まあ、それはそれとして、波動スピーカー、これはオカルトではないですよ。
って、関係者でも何でもないのですが、これがオカルトという人、この音を聞いたこと多分ないんでしょうね。
別に悪くないですよ。
スピーカーを直接正面で聞かないからオカルトだ、と多分頭で考えた何でもよく考える人なのでしょうね。
これは、貴方病気ですよ。理性病でしょう。音は心で聴くのですよ。特に胸ですね。肺に音は響きます。体で聴きます。
つまり、実は、スピーカーの振動板の音を直接聞かない、っていうのはかなり正しいのです。
ついでに言うと、今のスピーカーが球面波の音が出ている、信じている人こそがオカルトに侵されてますよ。
今のスピーカーからは、平面波とほぼ同じ性質の直進波の音が振動板の大きさで真っすぐに出ています。
球面波はその周りから出ていますので、角度的には殆どが球面波ですが、一番大きなレベルで直進波の音が出ています。
詳しくは過去ログを、この件もぜひ自分で確かめて、自分のブログで書いてください。
直進波、というのは平面波と同じく、似た角度でクロスすると歪が発生します。しかし、球面波などの拡散波だと歪は発生しません。これが波の性質です。そして、これがスピーカーからの音を直接聞くな、ということに無意識の感覚で分かった事なのでしょう。
ですから、例えば、ホーンの音は真正面で聴くな、とかスピーカーは耳の高さより少し低く、とかいう説は結構あります。
これも、スピーカーの音を直接聞くな、ってことなのでしょう。
いやア、実はこの件は結構悩んだのです。平面波、というと、今のスピーカーはロート状だから平面波ではない、というとたしかにそうです。で、この円錐状の振動板から球面波が出る、って言っている人がいたのですよ。これはビックリ、よく調べたら、ネット上でこれを言っている人がいるんですね。困りました、貴方!それこそオカルトですよ。
そんな訳で、円錐形の直進波という言葉を作った訳です。これも正しいのかどうか確かめてあなたのブログから寺垣スピーカーwikiへリンクを張りますので、あとで教えてください。
第一実際、棒状の先にスピーカーを付けたものって、結構コンパクトで私も愛用してます。
結論;寺垣スピーカーと波動スピーカーをオカルトだと信じている人こそ、巨大なオカルトに飲み込まれてますよ!
あ、なあんだあ、最初名前を言っちゃ悪いと思ってたけど、その人が寺垣スピーカーとかエムズシステムとか具体的に名前を出して言っているからお相子で言いますけど、「平御幸」というひと、何のことではない、正真正銘のオカルト氏でした。
困りますね、こういう低レベルの、インチキオカルト論を展開するひとは、まあ、それがこの人の特徴でこういう人もアリではありますけど。さあ、皆さん、人のいう事ばかり信じないで、自分の頭を信じましょう。謎が解けたア。

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この件はこちらでも何か言ってました。
あらきけいすけの雑記帳
この方の疑問は全て以上の私の説明で理解できるでしょう。そう、
寺垣氏や武藤氏が言ったのをそのまま表面に出ている言葉を鵜吞みにしたらこのようなオカルト評価になるのは無理もないです。ご苦労様です。ぜひ、今の寺垣スピーカーのウィキを見て再評価して下さるようにお願いいたします。
波動スピーカーと、寺垣スピーカーがオカルトだと言っている人いました。オーディオ界の有名人?。
検索すればすぐ出るから、ぜひ見に行ってやってください。
この人、正に今のオーディオこそがオカルトだという事に気が付いていないのですね。
第一この世の中がオカルトだという事に気付いていない人も多いから無理もないですね。
特に日本人だけど。
今まで構築されてきた教育制度の、と話は大きくせずに、オーディオで言えば、
スピーカーを箱に設置する理由が、スピーカーの前と後ろか逆位相が打ち消しあう、
ってのを信じている人こそオカルトを信じている人なのですね。詳しくは前頁を。
寺垣スピーカーは、確かに周波数特性など特に良くは無いです。、でも、彼の人間性を見て下さい。
あの心が日本の戦後の経済発展を成し遂げた心なのです。下手な学校で習った理論だけで彼の言葉を
聴いてはいけません。彼が話す言葉には心があるのですよ。今の若者の歌になんと心がない事か!
って、話は違いますかあ。何をするにも下手な頭で考えたものは立派なものが出来ません!
と言っても、その日本人の心も一寸今修正の時期なのですけどね。
いづれにしても、波動とか、縦波とか、横波とか、粗密波とか、色々正しい説明を書いたので、
ウィキの寺垣スピーカーを見て下さい。そして、正しいのかどうか確かめてあなたのページでその事を書いてウィキへリンクを設置して下さい。ノートもチェックね。
何しろ、日本で初めて慶応の武藤教授とでスピーカーの動作原理について論議がされた事はとても重要なイベントだったのです。当時沢山の大メーカーの開発者たちが寺垣さんの処へ日参していたのです。このビデオも70年代後半の事でした。
なお寺垣氏の言っている物質波とはタワミ振動波の事だと判明しました。それもこのビデオがあったからこそなのでした。「物質が動くんじゃあなくて分子レベルで動く」という意味は、スピーカーの振動板が目に見えるように前後に動いて音を出すのではなくて、振動板がまるで動いているのが分らないようにタワミ運動で動く」という事を言いたかったのであろうと、推測できます。
なお、オルゴール自体は、爪とか音を出す弁などのパーツがループ状に接続構成された、タワミ振動発生システムとなっています。そこで発生した振動(タワミ振動=物質波)が棒を伝わり、内部損失の大きい紙へ伝わりそこで振動エネルギーが消費されています。だから棒は長くても振動は殆ど損失が無く紙へ伝わります。又、タワミ振動緒発生システムとは、楽器が音を出すシステムの事です。すなわち彼が言っている事は全く正しかったのです。
実は、この事が分るのに2年ほどかかったのでした。スピーカーの動作原理を考え始めたのはこのビデオからだったのでしたが、独自に色々試行錯誤した結果、まあ、このブログも同時に始めたのですが、楽器を弾くシステムはタワミ振動である、という結論になったのでしたが、その時、あれどっかで聞いたことがあるフレーズ、と思っていたら、なんと一番最初に見たこのビデオの中で彼が似たようなことを言っていたのでした。私が全く違う方向へ行った先が元のこのビデオに戻ったのは流石に私もびっくりしました。確かにオルゴールは自動楽器で楽器の一種ですよね。
まあ、それはそれとして、波動スピーカー、これはオカルトではないですよ。
って、関係者でも何でもないのですが、これがオカルトという人、この音を聞いたこと多分ないんでしょうね。
別に悪くないですよ。
スピーカーを直接正面で聞かないからオカルトだ、と多分頭で考えた何でもよく考える人なのでしょうね。
これは、貴方病気ですよ。理性病でしょう。音は心で聴くのですよ。特に胸ですね。肺に音は響きます。体で聴きます。
つまり、実は、スピーカーの振動板の音を直接聞かない、っていうのはかなり正しいのです。
ついでに言うと、今のスピーカーが球面波の音が出ている、信じている人こそがオカルトに侵されてますよ。
今のスピーカーからは、平面波とほぼ同じ性質の直進波の音が振動板の大きさで真っすぐに出ています。
球面波はその周りから出ていますので、角度的には殆どが球面波ですが、一番大きなレベルで直進波の音が出ています。
詳しくは過去ログを、この件もぜひ自分で確かめて、自分のブログで書いてください。
直進波、というのは平面波と同じく、似た角度でクロスすると歪が発生します。しかし、球面波などの拡散波だと歪は発生しません。これが波の性質です。そして、これがスピーカーからの音を直接聞くな、ということに無意識の感覚で分かった事なのでしょう。
ですから、例えば、ホーンの音は真正面で聴くな、とかスピーカーは耳の高さより少し低く、とかいう説は結構あります。
これも、スピーカーの音を直接聞くな、ってことなのでしょう。
いやア、実はこの件は結構悩んだのです。平面波、というと、今のスピーカーはロート状だから平面波ではない、というとたしかにそうです。で、この円錐状の振動板から球面波が出る、って言っている人がいたのですよ。これはビックリ、よく調べたら、ネット上でこれを言っている人がいるんですね。困りました、貴方!それこそオカルトですよ。
そんな訳で、円錐形の直進波という言葉を作った訳です。これも正しいのかどうか確かめてあなたのブログから寺垣スピーカーwikiへリンクを張りますので、あとで教えてください。
第一実際、棒状の先にスピーカーを付けたものって、結構コンパクトで私も愛用してます。
結論;寺垣スピーカーと波動スピーカーをオカルトだと信じている人こそ、巨大なオカルトに飲み込まれてますよ!
あ、なあんだあ、最初名前を言っちゃ悪いと思ってたけど、その人が寺垣スピーカーとかエムズシステムとか具体的に名前を出して言っているからお相子で言いますけど、「平御幸」というひと、何のことではない、正真正銘のオカルト氏でした。
困りますね、こういう低レベルの、インチキオカルト論を展開するひとは、まあ、それがこの人の特徴でこういう人もアリではありますけど。さあ、皆さん、人のいう事ばかり信じないで、自分の頭を信じましょう。謎が解けたア。

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あらきけいすけの雑記帳
この方の疑問は全て以上の私の説明で理解できるでしょう。そう、
寺垣氏や武藤氏が言ったのをそのまま表面に出ている言葉を鵜吞みにしたらこのようなオカルト評価になるのは無理もないです。ご苦労様です。ぜひ、今の寺垣スピーカーのウィキを見て再評価して下さるようにお願いいたします。
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2017/08/23 (水) [未分類]
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