2016年03月の記事 (1/1)
- 2016/03/25 : ジャズマンはJBLの38センチよりも音が良い!? [未分類]
- 2016/03/11 : 日本音響学会の春季研究発表会の報告 [未分類]
- 2016/03/05 : 音の位相考 [未分類]
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ジャズマンをプライスダウンをしたせいでか、少しづつ出荷台数が増えてきておりますが、最近購入した方からこんなメールをいただきました。
「貴社のジャズマンスピーカー先日購入して毎日ジャズを聞いて、います。
今までJBLの38センチのウーハーは、なんだったのかなと小さな貴社のジャズマンの低音にびっくり未だに不思議でなりません。
無駄な音が少なく心地よい音色に感激して、居ります。
ただ心配なのは、振動板がハッポースチロールとのこと耐久性ですが大丈夫で、しょうか?」
この方は、ずっとベース音の再生が良いスピーカーを探していたとのこと、そう、ジャズと言えばこれ!と言われているスピーカーとを聞き比べた時の事を私が言ったら単なる誇大宣伝になってしまいますが、あくまでこれは第三者が言った事を私が紹介したまでの、私以外の方の意見なのです、、、、て、やはり宣伝にはなってしまいますが、私以外の人も同じに感じるのですね。
実は、某所でこのスピーカーとを聞き比べたときに「あ、これならなんとかいけるのかな?」と思ったのが、事業化を始めた動機となっていたのでした。いやあ、今から思い出すとその時同席した方は、床に置かれたジャズマンをじっと見つめたまま固まっていました。そして一言、「僕ホントはJBLはそれほど好きじゃあないんですよ」と、は?。
ところで振動板の材質は、詳しく言えばプラスチックを発泡した発泡スチロールの一種ではありますが、あの梱包などに使われているのとは全然異なるスチロールペーパー、というもので、スチロールボードよりも柔軟でしなやかな性質を持っているので衝撃の耐久性は大変高いものですから十分安定して動作出来るようになっていますので、ご安心ください。
S様、お買い上げ有難うございました、末永くご愛用くださいませ。
「貴社のジャズマンスピーカー先日購入して毎日ジャズを聞いて、います。
今までJBLの38センチのウーハーは、なんだったのかなと小さな貴社のジャズマンの低音にびっくり未だに不思議でなりません。
無駄な音が少なく心地よい音色に感激して、居ります。
ただ心配なのは、振動板がハッポースチロールとのこと耐久性ですが大丈夫で、しょうか?」
この方は、ずっとベース音の再生が良いスピーカーを探していたとのこと、そう、ジャズと言えばこれ!と言われているスピーカーとを聞き比べた時の事を私が言ったら単なる誇大宣伝になってしまいますが、あくまでこれは第三者が言った事を私が紹介したまでの、私以外の方の意見なのです、、、、て、やはり宣伝にはなってしまいますが、私以外の人も同じに感じるのですね。
実は、某所でこのスピーカーとを聞き比べたときに「あ、これならなんとかいけるのかな?」と思ったのが、事業化を始めた動機となっていたのでした。いやあ、今から思い出すとその時同席した方は、床に置かれたジャズマンをじっと見つめたまま固まっていました。そして一言、「僕ホントはJBLはそれほど好きじゃあないんですよ」と、は?。
ところで振動板の材質は、詳しく言えばプラスチックを発泡した発泡スチロールの一種ではありますが、あの梱包などに使われているのとは全然異なるスチロールペーパー、というもので、スチロールボードよりも柔軟でしなやかな性質を持っているので衝撃の耐久性は大変高いものですから十分安定して動作出来るようになっていますので、ご安心ください。
S様、お買い上げ有難うございました、末永くご愛用くださいませ。
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2016/03/25 (金) [未分類]
日本の音響アカデミックの最高峰の研究発表会へ行ってきましたのでご報告いたします。取りあえず無事に終了したのでホットいたしました。
これで”点接続の原理”を正式に世間に発表出来たことになりました。
いづれにしても、今回の結論として、このスピーカーは不思議な原理で動いているのを再確認する事になったのです。
と、いうのも、”音の位相”を解析するのはとてつもなく複雑な高度な計算が必要であり、それこそ沢山の人がお金と時間をかけていて研究し続けている事であり、そう簡単に”音の位相”を数字で表現することは出来ないという事が分かったのです。物理の素人の私がこれまで苦労して考えてきたのも、それは当然というべきとても大きな問題だったのです。
そう、現在の音響界における最先端の最大のテーマは”マイクアレー”でした。
NTTメディアインテリジェント
http://day-pla.net/img/0080_2-3-2.pdf
このようなことに関する製品が一番の話題になっていて一階の展示スペースでは各社が様々な製品をデモしていました。
何に使うのかといえば、車の騒音はどこから出ているかを可視化する機械なのですね。これには本当にびっくりしました。え、そんなのが何の役に立つの?と思えますが、実はこれには深い人間の性(サガ)があるのですよ。可視化できると車が売れるのですね。その理屈は各自お考えください。
やはり、車というのは経済で最も重要な製品なんだなあ、と実感、且つ、音はどこから出ているのかを調べるのには=音はどのような位相で伝わっているのか?を知るのは、物凄い高度な技術が必要なんですね。
なぜなら、音が平面波の時だけ物理で解析できるのですが、歪振動波のように位相が平面波ではない場合、これを解析するには超複雑な関数を使わないと物理で扱えないのです。しかし、現実の世界では、音は殆どが分割振動で音が発生していているでしょうから、平面波として音が発生することはあり得ないし、果たしてどれほど現実の世界に平面波が存在しているのか?でしょうから、もうこれは科学の悲劇が喜劇か?というわけなのです。
私も図々しく先の発表の方へ質問コーナーで質問してしまいました「自然界に平面波は発生していないのに何故平面波と仮定して論理を立てているのか疑問です」と、それの答えは「もちろんそうですが、それには、、、、、、で、対応します、、、、」的な答えでしたがもちろんその内容は私には理解不能でした。なお失礼のないように、素人の質問ですが、とお断りは入れておきましたが、しかし、内心では私のスピーカーで言っている論理を第三者に無理やり認めさせたい、という理由があったのです。ンン、高度な狡さ?
そうなのです、くしくもその方が”平面波は自然界には発生していない”と言うことを認めてくださったわけです。つまり、反対の位相で音が打ち消しあうのは従来のスピーカーユニットから出る平面波、あるいはそれに近い波形の時だけなのです。それ以外では殆どが分割振動で音が発生するのだから、すなわち最初から平面波で発生する音はあり得ないので、平面波の逆相の音が都合よく打ち消しあうことは自然界においては起きていない、という考えはほぼ正しいことを間接的に言ってくださったようなものでしょう。詳しくは過去ログ参照。
そんなわけで、この歪振動スピーカーからどのように音が出ているかの私の仮説は正しい、と今回認められたと無理やりですが理解できるでしょう、がしかし、これを物理的に数字で解析するのは当分の間は不可能だということが判明した次第です。それこそマイクアレーで検討する必要もあるでしょうし、これらの作業を開始するのはもう少し先の事になるのでしょう。
もっとも、歪振動スピーカーの振動板が分割振動をしているかどうか?平面波以外の音が出ているのかどうか?は、勿論データは取りましたがそれを示すまでもなく、従来のスピーカーユニットの振動板が前後にピストン運動をして平面波の音を出す構造とは全く異なるので、取り敢えずの、「なぜ逆位相の音が打ち消し合わないのか?」の理解に必要な動作原理の説明は、数式で示すまでもなく、「平面波以外では、逆位相の音で打ち消しあうことはないから」という理解で十分でしょう。
さてもう一方、私と全く同じ歪振動スピーカーを提案していた九州大学の方がおりました。
九州大学 白水氏
http://day-pla.net/img/0188_2-3-7.pdf
この方の結論としての振動版の形を示していましたが、なんと偶然にも、私が試行錯誤で到達したものと大変似たものになっていたのは一寸びっくりしました。難しい論理で到達したものと似たものになるとは、私の感覚もなかなかかな?と良いほうに解釈します。今後の研究にお互いに良い刺激になったと思われます。早速点接続を試してみるとは言っていましたが、彼に限らずどなたでもスピーカー自作マニアの方もトライしてみてはいかが?と、ここでお勧めしておきます。ただし、私のと全く同じでの製品化はダメですよ。
私の点接続と異なる接続で良いスピーカーが出来たら一攫千金も夢ではないですよ。
と、いうことで取りあえずのご報告といたします。
これで”点接続の原理”を正式に世間に発表出来たことになりました。
いづれにしても、今回の結論として、このスピーカーは不思議な原理で動いているのを再確認する事になったのです。
と、いうのも、”音の位相”を解析するのはとてつもなく複雑な高度な計算が必要であり、それこそ沢山の人がお金と時間をかけていて研究し続けている事であり、そう簡単に”音の位相”を数字で表現することは出来ないという事が分かったのです。物理の素人の私がこれまで苦労して考えてきたのも、それは当然というべきとても大きな問題だったのです。
そう、現在の音響界における最先端の最大のテーマは”マイクアレー”でした。
NTTメディアインテリジェント
http://day-pla.net/img/0080_2-3-2.pdf
このようなことに関する製品が一番の話題になっていて一階の展示スペースでは各社が様々な製品をデモしていました。
何に使うのかといえば、車の騒音はどこから出ているかを可視化する機械なのですね。これには本当にびっくりしました。え、そんなのが何の役に立つの?と思えますが、実はこれには深い人間の性(サガ)があるのですよ。可視化できると車が売れるのですね。その理屈は各自お考えください。
やはり、車というのは経済で最も重要な製品なんだなあ、と実感、且つ、音はどこから出ているのかを調べるのには=音はどのような位相で伝わっているのか?を知るのは、物凄い高度な技術が必要なんですね。
なぜなら、音が平面波の時だけ物理で解析できるのですが、歪振動波のように位相が平面波ではない場合、これを解析するには超複雑な関数を使わないと物理で扱えないのです。しかし、現実の世界では、音は殆どが分割振動で音が発生していているでしょうから、平面波として音が発生することはあり得ないし、果たしてどれほど現実の世界に平面波が存在しているのか?でしょうから、もうこれは科学の悲劇が喜劇か?というわけなのです。
私も図々しく先の発表の方へ質問コーナーで質問してしまいました「自然界に平面波は発生していないのに何故平面波と仮定して論理を立てているのか疑問です」と、それの答えは「もちろんそうですが、それには、、、、、、で、対応します、、、、」的な答えでしたがもちろんその内容は私には理解不能でした。なお失礼のないように、素人の質問ですが、とお断りは入れておきましたが、しかし、内心では私のスピーカーで言っている論理を第三者に無理やり認めさせたい、という理由があったのです。ンン、高度な狡さ?
そうなのです、くしくもその方が”平面波は自然界には発生していない”と言うことを認めてくださったわけです。つまり、反対の位相で音が打ち消しあうのは従来のスピーカーユニットから出る平面波、あるいはそれに近い波形の時だけなのです。それ以外では殆どが分割振動で音が発生するのだから、すなわち最初から平面波で発生する音はあり得ないので、平面波の逆相の音が都合よく打ち消しあうことは自然界においては起きていない、という考えはほぼ正しいことを間接的に言ってくださったようなものでしょう。詳しくは過去ログ参照。
そんなわけで、この歪振動スピーカーからどのように音が出ているかの私の仮説は正しい、と今回認められたと無理やりですが理解できるでしょう、がしかし、これを物理的に数字で解析するのは当分の間は不可能だということが判明した次第です。それこそマイクアレーで検討する必要もあるでしょうし、これらの作業を開始するのはもう少し先の事になるのでしょう。
もっとも、歪振動スピーカーの振動板が分割振動をしているかどうか?平面波以外の音が出ているのかどうか?は、勿論データは取りましたがそれを示すまでもなく、従来のスピーカーユニットの振動板が前後にピストン運動をして平面波の音を出す構造とは全く異なるので、取り敢えずの、「なぜ逆位相の音が打ち消し合わないのか?」の理解に必要な動作原理の説明は、数式で示すまでもなく、「平面波以外では、逆位相の音で打ち消しあうことはないから」という理解で十分でしょう。
さてもう一方、私と全く同じ歪振動スピーカーを提案していた九州大学の方がおりました。
九州大学 白水氏
http://day-pla.net/img/0188_2-3-7.pdf
この方の結論としての振動版の形を示していましたが、なんと偶然にも、私が試行錯誤で到達したものと大変似たものになっていたのは一寸びっくりしました。難しい論理で到達したものと似たものになるとは、私の感覚もなかなかかな?と良いほうに解釈します。今後の研究にお互いに良い刺激になったと思われます。早速点接続を試してみるとは言っていましたが、彼に限らずどなたでもスピーカー自作マニアの方もトライしてみてはいかが?と、ここでお勧めしておきます。ただし、私のと全く同じでの製品化はダメですよ。
私の点接続と異なる接続で良いスピーカーが出来たら一攫千金も夢ではないですよ。
と、いうことで取りあえずのご報告といたします。
2016/03/11 (金) [未分類]
音の位相に関してはこのスピーカー以外にもとても不思議な音がするスピーカーがあります。
その一つはタイムドメインです。
歪振動スピーカーを開発し始めた当初日本のあらゆるスピーカーを聴きまくりましたが、タイムドメインで聞いたスピーカーは、成るほど、と思いました。
それは小さな卵型のスピーカーを床に置いたものでした。音はとても立体的な音がするのです。正に映像で言う3Dの音版のものです。歩いている足音や人通りの雰囲気が全く自然と同じように立体的に聞こえます。最初はスピーカーが小さいから音源の位置が明瞭なので3Dで聞こえやすいのかな?と思っていましたが、これまで歪振動スピーカーの解析をしてきたことを踏まえたら、どうやらそれに「音の位相」も絡んでいるであろう、と思えてきました。
つまり、スピーカーの振動板が小さいので、前方向に位相が均一ではなくほぼリング状、放射状に球面波の音が出ているのが大きな原因のような気がします。つまり球面波は位相が単一ではないので自然界の音と同じように反対の位相で打ち消し合う事も無く、左右のスピーカーから出る音で正に立体的に3Dで聞こえるのでしょう。それに靴の足音は完全な球面波です。
もう一つは音展で隣のブースで展示されていたNSE社の八角形スピーカーです。
このスピーカーは低音も良く出るのですが、とても低音は出ないと思われるような容量の小さい箱に設置してあり、少しづつ音が出る方向がずれるように八個のスピーカーが円形に配置してあります。すると出る筈のない低音が十分に出るのです。とても不思議なスピーカーだなと思いました。
多分八個のスピーカーの音の出る方向が同じではないのでいわば球面波状に音が出るのがその原因で、もしすべてのスピーカーの向きが同じならボックス容量が小さいので低音が出ないのですが、位相が同じ方向に均一ではないので、低音が打ち消し合わずに聞こえるような気がします。これは、直感的に考えた事なので真実は?ですが、それ以外に考えられないです。
自然界の音は位相は全て不均一なのですし、まだまだ位相に関しては物理的に解析すべき問題があるような気がします。
その一つはタイムドメインです。
歪振動スピーカーを開発し始めた当初日本のあらゆるスピーカーを聴きまくりましたが、タイムドメインで聞いたスピーカーは、成るほど、と思いました。
それは小さな卵型のスピーカーを床に置いたものでした。音はとても立体的な音がするのです。正に映像で言う3Dの音版のものです。歩いている足音や人通りの雰囲気が全く自然と同じように立体的に聞こえます。最初はスピーカーが小さいから音源の位置が明瞭なので3Dで聞こえやすいのかな?と思っていましたが、これまで歪振動スピーカーの解析をしてきたことを踏まえたら、どうやらそれに「音の位相」も絡んでいるであろう、と思えてきました。
つまり、スピーカーの振動板が小さいので、前方向に位相が均一ではなくほぼリング状、放射状に球面波の音が出ているのが大きな原因のような気がします。つまり球面波は位相が単一ではないので自然界の音と同じように反対の位相で打ち消し合う事も無く、左右のスピーカーから出る音で正に立体的に3Dで聞こえるのでしょう。それに靴の足音は完全な球面波です。
もう一つは音展で隣のブースで展示されていたNSE社の八角形スピーカーです。
このスピーカーは低音も良く出るのですが、とても低音は出ないと思われるような容量の小さい箱に設置してあり、少しづつ音が出る方向がずれるように八個のスピーカーが円形に配置してあります。すると出る筈のない低音が十分に出るのです。とても不思議なスピーカーだなと思いました。
多分八個のスピーカーの音の出る方向が同じではないのでいわば球面波状に音が出るのがその原因で、もしすべてのスピーカーの向きが同じならボックス容量が小さいので低音が出ないのですが、位相が同じ方向に均一ではないので、低音が打ち消し合わずに聞こえるような気がします。これは、直感的に考えた事なので真実は?ですが、それ以外に考えられないです。
自然界の音は位相は全て不均一なのですし、まだまだ位相に関しては物理的に解析すべき問題があるような気がします。
2016/03/05 (土) [未分類]
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