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2015年03月の記事 (1/1)

耳の構造と歪み振動スピーカーの構造

歪み振動スピーカーの特徴は振動を伝えるのに先が円錐形になっている振動棒で振動を伝える構造を選択したことです。
耳の構造
この構造にしたら音が効果的に発音したからそうしたのであって、ではなぜこの構造が音を出すのに効果的なのかの理由は現在では単なる私の仮説であり、物理数学的に解明したわけではありません。

が、しかしこれと似たような構造が実は人間の耳の構造にあることに気がつきました。人間の耳は図のように鼓膜の振動をつたえる小さな棒状のパーツ、つち骨、きぬた骨、あぶみ骨というもので振動を伝えているようです。

つまり、棒形状のものは振動を伝えるのに効果的な構造であることは自然現象なのかもしれません。そして、この自然の耳の構造と現在のマイクとは全く構造が似ても似つかないものです。いえ、声を出す構造の声帯とスピーカーの構造も全く似ても似つかないものです。

このように、歪み振動スピーカーと耳の構造とは若干の似た構造がありますので、歪み振動スピーカーもどうやらそれほど的違いな構造ではないと、言えなくはない?、、、とはいえ、もう少し説得力のある物理的な解析をしたいのですが、残念ながらこれ以上の能力は私にはありません。

それにしても人間の耳って本当に色々な音を綺麗に聞き取れるんですね。人気のない街を歩いていてもかすかに遠くから聞こえる素晴らしく立体的に聞こえる様々な音たち。これらの音はスピーカーから出る音とは似ても似つかないほど美しい音です。自然の音のような表現がスピーカーで出せるようにするにはまだまだ様々な工夫が必要なのでしょう。

そんな訳で、このような耳の構造から新しいマイクの原理を考えてもいいんじゃあないかな?とは思っている次第です。

引用サイト
http://www.pets-co.net/kikoe/
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