本日はJAZZMANを離れて、最近手にした便利グッズをご紹介いたします。

ムッシュの視聴レポート

phone ipad ipodをご使用の方向けのグッズですので、アンドロイドをお使いの方には無用の物なので、聞き流してください。
 商品名は、Lightning-USBカメラアダプタ アップルストアで¥3,200(税別)です。カメラアダプタがなぜオーディオにと疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、ご説明いたします。
 元々は、デジタル一眼レフで撮影した画像をiphoneに転送するために購入した物でしたが、それだけではつまらないので、ダメ元でDACに接続してみました。そしてipodとDACの電源を入れてみると、DAC側の表示窓に、PCM44.1kHzと出るではありませんか!!まさかと思いipod側の操作で音楽再生してみると、スピーカーから見事に音が出ました!!!その瞬間、何と安上がりなPCオーディオを手に入れてしまったのかと、感動いたしました!私は元々WindowsでPCオーディオをやっていたのですが、どうにも満足出来る音質ではなかったので、Mac Book Proの導入を考えていたのです。
 しかし、このアダプターを使用する事により、iphone ipad ipodでMacに勝るとも劣らない音質を手にする事が出来たのです。

※誤解があるかもしれませんので説明いたします。iphone等と接続するDAC側の端子は、USBメモリー等から直接音楽信号を読み込める端子(通常はフロントでA端子)ではなく、パソコンと接続する端子(通常は裏側でB端子)です。
※USBメモリー側に接続すると、iphone側での操作が出来ませんので、ダウンロードしてある音源しか再生出来ません。パソコンと接続する側につなぐとPCオーディオのように、iphone側で操作が可能ですので、ラジコ等を聴く事が出来ます。
※一つ問題が。iphoneの場合、音楽再生中に着信等があると、その呼び出し音が派手にスピーカーから鳴ります。ipadとipodはWiFiをoffにしておけば問題なしです。

 本日はここまで。お付き合いいただきましてありがとうございました。
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JAZZMANのセッティングについて少々お伝えいたします。

ムッシュの試聴レポート

 10月の土日は雨で全滅でしたね。当方のような写真店はレジャーとも関係が深いので、業務上はつらい一か月でした。
 この場で愚痴を言ってもしょうがないので、うれしいご報告と感謝を!
当店にてJAZZMANの試聴を承るようになってから、昨日で30組目のお客様にご来店いただきました。遠方よりお越しいただいたお客様もいて、感謝感激しております。今後とも少しでも良いコンディションでお聴かせ出来る様、励んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 JAZZMANのセッティングについて少々お伝えいたします。
普通スピーカーは、がっしりとした台の上にインシュレーターをかまして、その上にスピーカー本体を置くのが基本だと思います。私も初めはこの方法でJAZZMANをセッティングしました。しかし出て来た音は、本来のJAZZMANのあるべき低音とはほど遠い音でした。手持ちのアンプの中で、特にパワーのあるアンプにつないでみてもさほど変わり映えはせず、悩む事数日、ここは原点に立ち返り、裸の状態から始めてみようと思い、かましてあったインシュレーター(防振ゴム)を取り除いて床に直置きしてみました。するとどうでしょうか。みなぎる低音が溢れ出るではありませんか!!!これはいったいどう言う事だろうか???通常の箱型のスピーカーではありえない質の良い低音が、しかも量感を伴って、床に直置きのこのスピーカーから溢れ出ているのです。なるほど、このJAZZMANと言うスピーカーは、今までの常識は通用しないのだな、と悟りました。
 さすがに床に直置きですとツイーターの位置が低くなりすぎるので、適当な高さの台の上にインシュレーターなどを一切かまさずに置くだけで、あなたのJAZZMANから質の良い本来あるべき低音が放たれるのではないでしょうか!?

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今朝は久々の良いお天気!お日様に思わず合掌。心もすがすがしい気分です!

ムッシュの試聴レポート

 先日は、JAZZMANのウーファー部の話をしましたが、ではツイーターを含めた全体の音質はどうなの?って事で、本日はそのあたりの事をお話いたします。

JAZZMANは初めにウーファーありきのスピーカーなので、ツイーターはわき役的な存在ですが、ツイーターがダメだとウーファーとの音のつながりや倍音領域の質感の影響で、本来の楽器の音からかけ離れてしまいます。JAZZMAN生みの親の丸山氏はその辺を踏まえて、ツイーターのチョイスにはかなり苦労した結果、今のリングツイーターに落ち着いたそうです。ツイーターもウーファーと同じ素材と構造の物が開発されれば理想ですね!!ただかなり困難なようです。
 
 理想はともかく、現行商品のJAZZMANの総合的な音質についてお話します。

①総合的なバランス・・・ドンシャリ感はなし。カマボコっぽくもない。ウーファーとツイーターのつながりも良好。
②音質の傾向(JAZZの場合)・・・ベース・ドラムス(キック フロアタム)は言う事なし。さすがJAZZMANの面目躍如!!そこそこの音圧感もあり。・・・ピアノは低い方の音域は良好だが、高域はやや甘い傾向か!?・・・ホーンは太くて豪快な音で、高域の切れ込みもまずまず。・・・スネアドラムもアタック感は良く表現されている。シンバルはややおとなしめだが、質感は悪くない。
③音質の傾向(クラシックの場合)・・・コントラバスやチェロ、ティンパニー等の低域は、非常に良好!!ウーファー領域はどの楽器でも問題なし!・・・木管楽器や金管楽器も良好。・・・バイオリン ビオラはなめらかだが、高次元での切れ味は今一かもしれない。但しゆったりクラシックを楽しみたい方には、ヒステリックな音を出さないので良いと思う! 
④ヴォーカル・・・ヴォーカルは好みの分かれる項目かもしれない。私にはあまり気にならなくても、試聴にお越しになったお客様の中には、あまりお気に召さない意見が有るので、主にヴォーカルを聴くのであれば、一度ご試聴していただくのが良いと思う。

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どんよりとした日には、いつもジョージ・ハリスンが聴きたくなります。

ムッシュの試聴レポート

今日は朝から少し冷たい雨が降っています。どんよりとした日には、いつもジョージ・ハリスンが聴きたくなります。
 中一の頃から本格的に洋楽を聴き始め、最初はビートルズから聴き始めました。ちょうどその頃、解散後の4人が時を同じくしてソロ曲を発表して、それがヒットチャートの上位に名を連ねていました。確か1974年の事だと思います!?最初はビートルズからと言いましたが、4人のソロと同時進行でと言った方が正しいでしょう!

中でもジョージ・ハリスンに心の琴線を刺激されて、それ以来他のメンバーよりも一番気になる存在になりました。
 今聴いているのは、ジョージの中で一番好きなアルバム・ダークホース・です。もちろんJAZZMANで聴いています。中学生の頃はレコードプレーヤーをラジカセにつなげて聴いていました。音質云々なんてまるで分らない頃でしたが、凄く感動をした覚えがあります。その頃は純粋に音楽を楽しんでいたのでしょうね!!!

 オーディオに目覚めてからは、純粋に音楽に没頭するよりも音が気になってしまい、いつの間にか全身全霊で音楽を楽しむ事が出来なくなってしまったように思います。ちなみに今JAZZMANから流れている音楽は、FOCUSと言うオランダのバンドの曲です。そう言えば、ロックのアナログレコードで最後に購入したのがこのバンドの物でした。

 JAZZMANで音楽を聴くようになって、また昔のように音楽を純粋に楽しむ事が出来るような気がします。しかもラジカセよりもはるかに高いレベルの音質で!!

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本日は、JAZZMANの音質について切れ込んで行こうと思います。

ムッシュの試聴レポート

 JAZZMANは、開発者の丸山氏が既成のスピーカーの音質に疑問を抱いた所から開発が始まりました。ジャズピアノを演奏する丸山氏は(私は演奏を聞いた事がないので腕前は知りません・・・失礼!)現場の音を知っているからこそ、特にベースとキックドラムの再生音に不満を持ったそうです。そこから紆余曲折を経て、JAZZMANがこの世に登場しました。
 
 JAZZMANの音質の要は、点駆動されるウーファー部にあります。スピーカーの一般常識は、ウーファーを箱に入れないと、低域が正相と逆相で打ち消しあってしまい、まともな低音が出ないと言われています。でも我がJAZZMANは後面開放型ですが、まとも?いやいや、素晴らしい低音が出ます!!(ここの所の理屈はホームページで詳しく解説されておりますので、参照なさってください)
 素晴らしい低音と表現してしまいましたが、何とかこれを言葉で表現してみます。
ウッドベースの音を言葉にすると、バン バーン ビン ビーン ブン ブーン ベン ベーン ボン ボーン そして ブルン・・と、バビブベボで表現できるのではないか思います(異論は甘んじてお受けいたします)。またキックドラムは、ダン ドン ドス ドスン・・・こんな感じですかね!?これらの音が正確に再生されているかどうか?
 
 JAZZMANのウーファーは、ベースとキックドラムの音を正確に再現します。
ここで言い切ってしまうのは勇気がいりますが、やはり正確に再現します。音量を実物大に近づければ近づけるほど、より実体感のある音で再現され、大音量でも音が破綻する事はなく、小音量でも貧弱な再現になる事はありません!
 今までに多くの方にこのJAZZMANを聴いていただきましたが、その皆様に共通したご意見は、このウーファーは素晴らしい!!マルチチャンネルのウーファー部として使用したい!と言う事でした。これは大変誇れる事だと思います。私も近い将来に、マルチチャンネルに挑戦したいと思っております。

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 本日はここまでにさせていただきます。

JAZZMANをご覧になったり試聴された事がない方のために、カタログやホームページではなかなか伝わらない事をお話いたします。

ムッシュの試聴レポート

 前回まで、一応私のプロフィールと言うか、オーディオ歴!?みたいな事を書かせていただきましたが、これからは本題の試聴記のような事を書いてみます。
このコラムは、JAZZMANのホームページの中の一つですが、JAZZMANだけでなく、オーディオ全般・・・と言っても私の経験談しかお話し出来ませんが!!

 JAZZMANをご覧になったり試聴された事がない方のために、カタログやホームページではなかなか伝わらない事をお話いたします。

①とにかく軽い!カタログ上では、6.3キログラムとなっております。
 軽いスピーカーなんて、と思われる方が多いと思いますが、JAZZMANには通
常のバスレフ方式のスピーカーの常識が通用しません。だから軽くても大丈夫なのです。むしろ軽い方が、セッティングの自由度も計り知れないし、とにかく足腰に負担が少なくてGOODです!!!また、後面開放型なので手をかける所があり、奥行きも約10センチと薄いので、とても持ち易いです。

②見た目の大きさは小さすぎず大きすぎずと言った所でしょうか!?曖昧な表現ですが、部屋の広さで言えば、4畳半でも圧迫感はあまり感じないのではないでしょうか!?それ以上の広さがあれば言う事はありません。

③フレーム(箱型のスピーカーではないのでこの表現を使います)の仕上げは、ピアノブラック塗装で高級感があると思います。指紋がついたら息を吹きかけてタオルで拭いておりますが、拭き傷などは全くつきません。

④JAZZMANの構造は、ツイーターはリング型で、普通のスピーカーでも数多く使われている物です。ネットワークはツイーター部のみで、コンデンサーと抵抗のシンプルな物です。
ウーファー部はアンプ直結で、高域は自然に減衰する構造になっております。このウーファーがフレームに固定されており(コーン型のようにエッジはない)、点駆動および後面開放となっております。
ウーファーの寸法は、横28センチ×縦36センチで、振動版面積を計算すると1008平方センチでして、15インチのウーファーに比べても遜色のない面積だと思います。

 なかなかJAZZMANの音のにまでたどり着きませんね。申し訳ございません。次回はJAZZMANの音に踏み込んで行くつもりです。

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 私の耳が、イクリプスでエージングされて以来、このスピーカーの音が私の音の基準となりました。

ムッシュの試聴レポート

自分の中で基準が出来上がると、不思議なもので、オーディオ雑誌を一切買わなくなりました。おそらく自分の中で、満足出来るようになったのでしょう。イクリプスの話をすると、またまた長くなってしまいますので、別の機会にお話しようと思います。

 実を申しますと、私の追い求める理想のスピーカーは、QuadのESLスピーカーでした。オーディオに目覚めてからしばらくたった頃、ふらっと寄ったヤマギワ電気店で、QuadのESL(63proだと思います)の試聴会を行っていました。その時の何とも言えぬクリアーな音が印象的で、いずれはこのスピーカーを使ってみたいと、私の潜在意識の中に刷り込まれました。
 
 数年前に、ESLの最新機種を聴く機会があり、その時の印象も、やはり凄い”とあらためて羨望の眼差しでこのスピーカーを見つめておりました。

 そして昨年の春ごろ、ネットで何気なく平面スピーカーを検索していると、JAZZMAN”と、何ともジャズ好きの心をくすぐる名前を付けられたスピーカーの存在に出くわしました。早速試聴の申し込みをして、会場である目黒駅前のカラオケボックスの一室に出かけました。そこでお会いしたのが、JAZZMANの生みの親であります丸山徹氏でした。そこでの試聴の印象は、カラオケボックスと言う環境(エコーが強い)と、オーディオセッティングではあるまじき状態で置かれたスピーカーとの、悪い相乗効果で思っていた音とは程遠い物でした。しかし、潜在能力は高そうだったので、私の所の環境で鳴らしたら、きっとこのスピーカーの本来の実力を発揮出来るのではないかと申した所、デモ機を貸すから鳴らしてみてくれ、とのお言葉を頂き当方で鳴らしてみると、やはりほぼ実力通りの再生音を奏でるようになりました。
 そして当方で試聴を承るようになり、現在に至っている次第であります。

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ムッシュの試聴レポート 2017/09/20 (Wed) 前回の続きです。

 私のオーディオ人生を、がらりと変えた出会いが、アバック横浜店にありました。その店にはJBLの新しいスタジオモニターを試聴に行ったのですが、その日はたまたまイベントで、イクリプスのTDシリーズの試聴会を行っておりました。イクリプスのスピーカーの事は以前から知ってはいましたが、あまり興味はありませんでした。でもせっかくですから、フラッグシップのTD712zを試聴させていただきました。試聴したのは持参した鬼太鼓座のCDでした。
 音が出た瞬間、椅子から転げ落ちるような程の衝撃を感じました。その衝撃とは、私は今までオーディオに何を求めて何をやっていたんだろう、と言う、今まで築き上げて来た物が崩れ落ちる音でした。
 音像、定位、倍音と、どれをとっても気持ち良いほどそろっていて、私の耳には完璧に聞こえました。即決でTD712zを注文しました。・・・長期ローンで・・・

 TD712zの音の特徴は、何と言っても余計な味付けのない音質です。再生ソースの善し悪しが手に取るようにわかりますので、例えばBOSEのスピーカーのように、何を聴いてもそこそこ心地よい音で鳴らしてくれるような、聴く人に対する優しさのようなものは一切ありません。
 セッティングも非常にシビアで、少し角度や距離が変わると、クリア-さが打ち消されたり、逆にストイック過ぎたりと、なかなか手ごわいスピーカーでした。ちなみに私の耳では、ミリ単位でスピーカーを動かしても、あまり音の違いが判らないので、動かす時は数センチ単位で変えていました。
 
 とにかく私の耳は、このスピーカーでエージングされて行きました。
このスピーカーと他のスピーカーを比較すると、そのスピーカーの特徴をあぶり出します。その事により、雑誌ではしばしば箱鳴りと言う言葉が見受けられましたが、今一わからなかったのですが、それがわかるようになり、他のスピーカーの音が受け入れられなくなってしまいました。
 
 それから数年の間、このTD712zでオーディオ人生を過ごして来たわけですが、年齢も50を過ぎるともう少しゆったり、音の事をあまり気にせず音楽に寄り添いたいとの思いが強くなり、ホームページで色々検索するようになりました。そこで出会ったのがJAZZMANです。

 またまた本日はここまでです。

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ムッシュの試聴レポート 2017/09/14 (Thu)

サンガ写真工房の岩堀です。

今回は私のプロフィールを少々お伝えいたします。
昭和36年5月生まれの満56歳
横須賀生まれ横須賀育ち、現在は横浜在住です。
身長は約180センチ 体重は75キロ前後でしょうか⁈
職業は写真店経営・写真家 開業後21年が過ぎました。
家族は妻子有りです。

一番の趣味はやはり音楽関係ですね!
なかなかコンサートには行かれないので、自然とオーディオで音楽鑑賞する事が日課となっております。

私がオーディオに興味を持ち始めたきっかけは、ジャズを聴き始めるようになってからですね。それまではロックやポップスを主にステレオラジカセで聴いていたのですが、特に音質がどうのこうのと不満はありませんでした。
しかしジャズを聴き始めると、何かつまらないと言うか違和感があると言うか、それまでのラジカセでは満足が出来なくなりました。

そこで頼ったのがオーディオ雑誌!!その頃権威に従順な私は、ジャズはJBL、クラシックはタンノイと言う偉い先生方の公式に、左様心得ましたとJBLにはまって行きました。

JBLとの最初の出会いは、J216proと言う小型バスレフスピーカーでした。この頃は、これがJBLか!とやたら感動したのをおぼえております。

次がJBL4425と言うスタジオモニターです。このスピーカーは、私の調整力が未熟だったせいもあると思いますが、高域がきつく、ホーンやドラムスのシンバルワークは音が飛び出すような音で、それなりに楽しめたのですが、とてもではないですが、クラシックやボーカル物は聴けませんでした。

最後が言わずと知れた、4344Mk2でした。このスピーカーは、現代的なバランスに調整されていて、ほぼどんなジャンルでもこなす良いスピーカーでした。
ただし38センチウーハーの音圧は巨大で、壁やエアコンや色々な所が共振してしまい、そちらの雑音が気になってなかなか音楽に没頭することは出来ませんでした。

本日はここまで!次はJAZZMANとの出会いをお話いたします。
長文失礼いたしました。

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音速、縦波、横波、平面波、球面波、という言葉のトリック

音速(おんそく、英: speed of sound)とは、物質(媒質)中を伝わる音の速さのこと。物質自体が振動することで伝わるため、物質の種類により決まる物性値の1種(弾性波伝播速度)である。

《引用 wikiより》

これは正にオカルト文、トリック文ですねえ。
これによると、物質に音が伝わるとしてありますが、物質は音を反射してしまい音は伝えません。音は空気の振動が耳に伝わり初めて音として認識されるのであって、物質が振動しているのはまだ音ではないのです。無いものを有ると表現してはいけません。

もちろん便宜上このような表現にしているのは別に反対するつもりもなく、その真意も分かっていますが、おかげでこの言葉のトリックに引っかかりいろいろなところで勘違い、正にオカルト論まがいのものが色々あります。

球面波、というのもまるでこの世にあるかの様な話ですが、球面波を作るには球が伸縮運動する必要があります。さあ、そんな機構をどのように作りますか?たとえ出来てもどのように固定するのでしょうか?そう、球面波というのは人の頭の中にしか存在していません。無いものを有るかのように論じているのですから、実は科学とオカルト論とは親類同士なもかもしれません。

さてさて、その最たるものが力の速さです。
「力の速さがわかりました。」というとみんな、?になります。
引力って力ですよね、それって瞬間に地球が引っ張っているんじゃない?分子が結合している力は同時に伝わっているんじゃない?地球と月は同時に力が伝わるでしょう。物を押すと反対側へは瞬間に力が伝わるのは当たり前だよね。などなど、力の速さは計測することは不可能なほど早く伝わる、というのが常識的にありますよね?

力の本質とは実は結構難しい問題ですね。しかし、多分引力などのような量子力学でいう力は光速なのでしょう。しかし、ニュートン力学でいう物質に伝わる力は音速です。これは、音速の定義にもありますね。音速とは振動が伝わる速さですから、力を物質に加える、ということは、押された物質の分子が隣の分子へと次々と伝わっていくわけですので、縦波が伝わることと同じですから、力の伝わる速さは音速となります。

参考サイト→力の伝わる速さ


上でいう、気体を閉じ込めないと力は伝わらないという事がありますが、つまり、閉じ込めないと力エネルギーは振動エネルギーとして消費されるという事で、あるいは物体を固定しないと力は移動する摩擦エネルギーで消費されてしまいうという事ですが、いづれにしても振動エネルギーも、力エネルギーも伝わる速度は同じです。まあ、こんなことが問題になる場面が少ないからですが、、アカデミックでもこういうことは書いてないので独自論をここで述べているようですが、そんな事ではなく少し考えれば誰でも分かる当たり前の事実です。これが、言葉のトリックの本質です。

では、力は物質の中をどのように伝わっていくのか?というと、ここには縦波と横波がある訳です。ややこしい話ですが、そうなると音速にも縦波の速さと、横波の速さと2通りある訳ですが、まあ、それが必要な場面はそうはないとは思いますが、。そしてそれが音として空気中に出るときには縦波は直進波の音、横波は拡散波の音として空気中に出るのです。けして、物質が横波の振動をしたからと言って音の横波が出るわけではありません。ここに寺垣さんも武藤さんも言葉のトリックに引っかかってしまいました。

そう、音速、縦波、横波、平面波、球面波、など音響学の言葉をオーディオで使うときは注意しないと、このような言葉のトリックに引っかかり訳の分からないトンデモ理論と言われても仕方がない事が起き得てしまいます。

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音の縦波と横波の正体 〜 音響学とオーディオ論

直進波と拡散波
かつて寺垣氏と武藤氏との音の横波などについての論争がありました。おそらくオーディオ界で最も正しい論議が行われた唯一のイベントだったでしょう。スピーカーの動作原理について、音の本質についてをアカデミックとオーディオ界が一緒に取り上げた唯一のイベントでしたが、両者ともその本質は感じて分かっていたのですが、言葉での説明はいささか不完全のままでした。

私のスピーカーへの関わりもこの辺を見たところから始まったのでした。何しろスピーカーの動作原理は戦後これだけデジタル化が進んだのに、基本は全く進歩していませんから、きっとやりがいのある事であろう、と思ったところから始まりました。ま、それが最近ようやく考えがまとまった訳です。と言っても、出来たものは特別な論理などではなく音響学的には当然の理屈と言える多分誰もが、「そんなこと当たり前だよ」と、言われかねないような内容ではあります。

参照 武藤佳恭教授の研究

寺垣氏の物質波とは物体のタワミ振動の事で、どうやらお互いに物質の横波から音の横波が出る、と勘違いをしてたようです。音の横波とはどのようなものか?については、今のところ存在は立証されていません。又、光速で進む音はあるらしいですがここでは省略。
 
上記の議論を見た方はおそらく誰もがオカルト議論だと思うでしょうね。でもですね、そもそも物体からどのような理屈で空気に音が伝わり音になるのかは、今までオーディオ界で誰も論じている人はいませんでした。ダイナミックスピーカーの構造は分かりましたがではどのように振動板から空気にエネルギーが伝わるのかは誰も論議してきていませんでした。最初からそう簡単に真実の光は差し込みません。しかし、そのきっかけを寺垣氏が初めて指摘したのでした。それに影響されて、アカデミックの武藤氏が論戦に加わった訳です。

すなわち、ここで初めて、オーディオ基本原理がアカデミックに遭遇したのでした。しかし、両氏とも簡単な、粗密波、縦波、横波、平面波、球面波、という音響学用語のトリックに気が付かなかったので、まあ、トンデモ理論となっていました。正しくは次のようになります。

  1. 物質の縦波の振動で直進波の縦波の音が発生する
  2. 物質の横波の振動で拡散波の縦波の音が発生する

直進波と拡散波の定義

  1. 直進波とは、音の進行面が物質の表面の形で直進する音で、進行面が平面の時が平面波となる。
  2. 拡散波とは、進行面の形が変化しながらが360度方向へ拡散していく音で、進行面が球面の時が球面波となる。

今まで音の性質について述べるときに平面波、球面波、という言葉で色々説明してきましたが、これは音響学では音について考察する時にすべての音は平面波と仮定して理論を作っている通り、音響学としての言葉なのであって、これをそのままオーディオ論で使ってはまさにオカルトの話になってしまいます。

面白い事にどのメーカーでもさすがに当然でしょうが音の真実は知っているらしく、このスピーカーは球面波の音を出すとは一言も言っていないのです。しかし、それを匂わせる言い方はしていて、例えば「同軸にするのは、球面波の音を出すには理想的な形態だから、、」「フルレンジの方が球面波の音として理想的だから、」とかの言い方で、まるで、このスピーカーは球面波の音を出しているかの誤解を生じさせる表現で、これを聞いた人は勝手に「あ、このスピーカーはそういう理由で球面波のスピーカーなんだ」と、思っているだけなのでした。

だいたいこのスピーカーを発明した人は球面波の音を出そうなんて絶対思ってはいませんでしたよね。勝手に後のオーディオ評論家達が平面波とか球面波とかの音響学の言葉を借用して理屈を創造しただけなのでした。株の暴落の原因を、企業業績が悪いから、とかの後付けの理屈を言っているのと同じで、今までのスピーカーの動作原理は全くオカルト論と言ってもいいくらいいい加減なものでした。

平面波とか球面波とかが本当にあるのかどうかは音響学では一言も言っていませんので、これをこのままオーディオ論で展開するのは誤解が生じているだけです。

平面が平行往復運動する機構は自然界には存在していませんし、球が伸縮運動する機構なんて絶対作れません。第一出来たとしてもどんな構造で設置しますか?こんなことは誰でも考えればすぐわかる事なのですけれどね。

本日の結論

1 平面波,球面波は、音響学として頭の中だけにしか存在していません。
2 しかし、オーディオ論は頭の中だけでなく心の中にも存在しています。

ん、これは名言ですねえ、座布団要求!でした。

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オカルトスピーカーとは?さあて、本当に波動スピーカーはオカルトでしょうか?違いますよ。一理あります。

いやア、面白い説を言う人がいました。
波動スピーカーと、寺垣スピーカーがオカルトだと言っている人いました。オーディオ界の有名人?。
検索すればすぐ出るから、ぜひ見に行ってやってください。

この人、正に今のオーディオこそがオカルトだという事に気が付いていないのですね。
第一この世の中がオカルトだという事に気付いていない人も多いから無理もないですね。
特に日本人だけど。

今まで構築されてきた教育制度の、と話は大きくせずに、オーディオで言えば、
スピーカーを箱に設置する理由が、スピーカーの前と後ろか逆位相が打ち消しあう、
ってのを信じている人こそオカルトを信じている人なのですね。詳しくは前頁を。

寺垣スピーカーは、確かに周波数特性など特に良くは無いです。、でも、彼の人間性を見て下さい。
あの心が日本の戦後の経済発展を成し遂げた心なのです。下手な学校で習った理論だけで彼の言葉を
聴いてはいけません。彼が話す言葉には心があるのですよ。今の若者の歌になんと心がない事か!
って、話は違いますかあ。何をするにも下手な頭で考えたものは立派なものが出来ません!
と言っても、その日本人の心も一寸今修正の時期なのですけどね。

いづれにしても、波動とか、縦波とか、横波とか、粗密波とか、色々正しい説明を書いたので、
ウィキの寺垣スピーカーを見て下さい。そして、正しいのかどうか確かめてあなたのページでその事を書いてウィキへリンクを設置して下さい。ノートもチェックね。

何しろ、日本で初めて慶応の武藤教授とでスピーカーの動作原理について論議がされた事はとても重要なイベントだったのです。当時沢山の大メーカーの開発者たちが寺垣さんの処へ日参していたのです。このビデオも70年代後半の事でした。



なお寺垣氏の言っている物質波とはタワミ振動波の事だと判明しました。それもこのビデオがあったからこそなのでした。「物質が動くんじゃあなくて分子レベルで動く」という意味は、スピーカーの振動板が目に見えるように前後に動いて音を出すのではなくて、振動板がまるで動いているのが分らないようにタワミ運動で動く」という事を言いたかったのであろうと、推測できます。

なお、オルゴール自体は、爪とか音を出す弁などのパーツがループ状に接続構成された、タワミ振動発生システムとなっています。そこで発生した振動(タワミ振動=物質波)が棒を伝わり、内部損失の大きい紙へ伝わりそこで振動エネルギーが消費されています。だから棒は長くても振動は殆ど損失が無く紙へ伝わります。又、タワミ振動緒発生システムとは、楽器が音を出すシステムの事です。すなわち彼が言っている事は全く正しかったのです。

実は、この事が分るのに2年ほどかかったのでした。スピーカーの動作原理を考え始めたのはこのビデオからだったのでしたが、独自に色々試行錯誤した結果、まあ、このブログも同時に始めたのですが、楽器を弾くシステムはタワミ振動である、という結論になったのでしたが、その時、あれどっかで聞いたことがあるフレーズ、と思っていたら、なんと一番最初に見たこのビデオの中で彼が似たようなことを言っていたのでした。私が全く違う方向へ行った先が元のこのビデオに戻ったのは流石に私もびっくりしました。確かにオルゴールは自動楽器で楽器の一種ですよね。

まあ、それはそれとして、波動スピーカー、これはオカルトではないですよ。
って、関係者でも何でもないのですが、これがオカルトという人、この音を聞いたこと多分ないんでしょうね。
別に悪くないですよ。

スピーカーを直接正面で聞かないからオカルトだ、と多分頭で考えた何でもよく考える人なのでしょうね。
これは、貴方病気ですよ。理性病でしょう。音は心で聴くのですよ。特に胸ですね。肺に音は響きます。体で聴きます。

つまり、実は、スピーカーの振動板の音を直接聞かない、っていうのはかなり正しいのです。
ついでに言うと、今のスピーカーが球面波の音が出ている、信じている人こそがオカルトに侵されてますよ。

今のスピーカーからは、平面波とほぼ同じ性質の直進波の音が振動板の大きさで真っすぐに出ています。
球面波はその周りから出ていますので、角度的には殆どが球面波ですが、一番大きなレベルで直進波の音が出ています。
詳しくは過去ログを、この件もぜひ自分で確かめて、自分のブログで書いてください。

直進波、というのは平面波と同じく、似た角度でクロスすると歪が発生します。しかし、球面波などの拡散波だと歪は発生しません。これが波の性質です。そして、これがスピーカーからの音を直接聞くな、ということに無意識の感覚で分かった事なのでしょう。

ですから、例えば、ホーンの音は真正面で聴くな、とかスピーカーは耳の高さより少し低く、とかいう説は結構あります。
これも、スピーカーの音を直接聞くな、ってことなのでしょう。

いやア、実はこの件は結構悩んだのです。平面波、というと、今のスピーカーはロート状だから平面波ではない、というとたしかにそうです。で、この円錐状の振動板から球面波が出る、って言っている人がいたのですよ。これはビックリ、よく調べたら、ネット上でこれを言っている人がいるんですね。困りました、貴方!それこそオカルトですよ。

そんな訳で、円錐形の直進波という言葉を作った訳です。これも正しいのかどうか確かめてあなたのブログから寺垣スピーカーwikiへリンクを張りますので、あとで教えてください。

第一実際、棒状の先にスピーカーを付けたものって、結構コンパクトで私も愛用してます。

結論;寺垣スピーカーと波動スピーカーをオカルトだと信じている人こそ、巨大なオカルトに飲み込まれてますよ!

あ、なあんだあ、最初名前を言っちゃ悪いと思ってたけど、その人が寺垣スピーカーとかエムズシステムとか具体的に名前を出して言っているからお相子で言いますけど、「平御幸」というひと、何のことではない、正真正銘のオカルト氏でした。

困りますね、こういう低レベルの、インチキオカルト論を展開するひとは、まあ、それがこの人の特徴でこういう人もアリではありますけど。さあ、皆さん、人のいう事ばかり信じないで、自分の頭を信じましょう。謎が解けたア。

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この件はこちらでも何か言ってました。

あらきけいすけの雑記帳

この方の疑問は全て以上の私の説明で理解できるでしょう。そう、
寺垣氏や武藤氏が言ったのをそのまま表面に出ている言葉を鵜吞みにしたらこのようなオカルト評価になるのは無理もないです。ご苦労様です。ぜひ、今の寺垣スピーカーのウィキを見て再評価して下さるようにお願いいたします。


[ 続きを読む » ]

ダイナミックスピーカーの構造

戦後ハイファイというキーワードと共に登場したのがダイナミックスピーカーで、基本構造は現在までほとんど変化がありません。


動作原理はマグネチックスピーカーとは異なり、ボビンに巻き付けられたコイルに流れる電流全てが、放射状に出ている磁力線をフレミングの左手の法則の人差し指の方向に横切るので、コイルに振動が発生する構造になっています。ダイナミックスピーカーの動作原理、フレミングの左手の法則

マグネチックスピーカーより性能は良いのですが、ボックスに設置して弱い低音を増強させる必要があり、その他解決すべき問題点があります。

画像引用→


詳しくは
オーディオシステムの問題点→
スピーカー動作原理の詳細→

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このスピーカーの振動板からどのように空気に音が拡散するのか?はこちらでどうぞ 。

さてこのスピーカーの最大の弱点はこのままでは低音が弱いのでボックスに設置する必要があることです。
では、なぜボックスに設置すると低音が出るようになるのか?の説明理由がイマイチはっきりいたしません。

前と後ろから出る低音が打ち消しあっている、という説があるようですが、実際は打ち消しあってなどはいません。打ち消しあうのはプラストプラスが互いにぶつかり合う時だけです。スピーカーの場合は逆に+とーで引き合っているのでシッカリ振動板は振動できるので、打ち消しあってなどは居ません。現に平面バッフルに設置してもそれほど十分な低音が出るようになはりません。

背面解放にしても平面バッフルのみとほとんど変化は有りませんが、しかし密閉箱に入れると確かに低音は急に出るようになります。

密閉箱に入れて空気のバネで低音が大きくなる、という理由も、どうも感覚的な表現でイマイチです。第一空気がバネで振動板がより大きく振動するようになるでしょうか?アリ得ません。逆に空気の反発の圧力が大きくなって動きは悪くなるでしょう。

ボックスの共鳴で振動板が大きく振動する?というのもあり得ないでしょう。ボックスに入れなくてもすでに低い音で振動板は大きく振動しているのは見れば分かります。

なぜボックスに設置してわざと振動板を動きずらくしているのに音は大きくなるの?は、なんだかオカルト的な説明ばかりです。

では、本当の理由は?
実際には確かに拡散波の音が出ているのは直感的に分かります。
そう、実は全く違う理由で、ある自然現象を利用していると思われるのですが、すでにこの事を誰かが公開しているのかを探してみましたが、ネット上では見つかりませんでした。が、おそらく物理界では知る人ぞ知る事なのでしょう。

取り敢えず、ダイナミックスピーカーは他社製品ですのでこれ以上の詳細は省略しますが、しかし、カンの良い方は気付く方もいるかもしれませんね。

結論はダイナミックスピーカーは素晴らしい音を出します。しかし、もともと低いレベルしか出ていない低音をボックスで大きくしているので低音の不要な歪がどうしても大きくなります。これが今後の解決するべき課題でしょうか?


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マグネチックスピーカーの構造

エジソンの振動板実はエジソンの蓄音機のピックアップとサウンドボックスの関係を調べようと思ったのですが、最後までは出来ずに断念しました。もちろんハッキリ振動板の中央の点駆動で動いているのは確かなのですが、ピックアップ部分はパーツを見ても中身までよく見えません。それに、分解する気力がなくなる程とてつもなく精巧に作られています。とても、人間が作ったとは思えない、宇宙人の作品のようです。

それと同じくらいわからないのが前出のACME K-1Aです。これも古典音響ギャラリーでマスターと共に分解してみたのですが、結局わからずで泣く泣く元に戻しました。

それに劣らず分からなかったのがこのマグネチックスピーカーです。
どこを探してもどのように働いているのかの説明が無かったので、ヤフーオークションで買って分解してみましたら、いやア、凄い仕組みです。

レプロデューサーの出力が小さいのを改善するのが、マグネチックスピーカーです。まだ蓄音機のサウンドボックスの方が音は良かったのですが、電気でサウンドボックスは動作しません。
マグネチックスピーカー

マグネチックスピーカーの動作原理
U字磁石、ヨーク、電磁コイル、支板は一体化となるように固定されていて、アーマチュアの中心の支点は支板の中央に半田で固定されています。もし電磁コイルに入力された信号で片方がNに磁化されると上下ヨークの隙間に平板形態のアーマチュアは挿入されているので、NとNで反発され、NとSで引き合い、アーマチュアの反対側も同様に動作するのでシーソーの原理でアーマチュアは支点で支えられて傾きます。

しかし、アーマチュアの中心部分は半田で固定されているのである程度の距離以上は動けないようになっているので、この結果上下ヨークの隙間でアーマチュアが入力信号に従って振動する事になります。
マグネチックスピーカーの構造
アーマチュアで発生した振動は振動伝達棒で点で接続された振動板へ伝わり音声が出る構造になっています。

基本的にはサウンドボックスを電化した構造と理解する事が出来、サウンドボックスと同じく点駆動スピーカーとなっています。

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電話の発明

電気的に音を出す機構の初めは電話の受話器でした。
ベルの電話とグレイの電話の比較受話器の構造

電話の原理はベルとグレイによって争われながら最終的にベルの発明となりました。この本人たちが描いた図ですが、何やら色々と読めそうです。

そもそもグレイの図は丁寧にシッカリ書いてあり、特に受話器の構造は電磁コイルの前に振動板があり、それを拡大するホーンの図が書いてあり、いかにも動作しそうな図ですし、こちらの方が正統的な感じです。

これに反してベルの受話器はどうも振動板自体に電磁コイルを巻いてある風で、すなわち、振動板を二つの方向から動かそうとしている風です。とすると、後の時代の棒磁石受話器と、マグネチックスピーカーの両方の働きを想定している風です。これを動作させるのはかなり難しそうです。

この様に、これらの特許を申請した時点ではまだ通信の実用化までは出来ていなかったのですが、理論的なシステムとしての考え方は出来ているのでこれが特許になったのでしょう。それに、振動板の振動で針の深さが変わり抵抗値が変わる事でデータ化するマイクの構造も、実用になったのは全く異なる構造のものとなっているので、やはり、これは電話としてのシステムの特許なのでしょう。

又、ベルとグレイの間ではかなり政治的なものも絡んだ様ですが、そしてその後、実用になるには受話器に棒磁石を使う構造にしたものでした。

棒磁石の受話器も各メーカーで色々と工夫があり特に磁石と振動板の間隔の調整する必要があり、各社様々な構造があるようです。

特に電話の受話器やラジオや通信のヘッドフォンとして使われていましたが、音が小さいので様々なホーンを組み合わせて実用化されています。

そして、この受話器型の最終形で、鉄の振動板に直接直径30センチほどのエッジがフリーの振動板がネジ止めされている、スピーカー風な、レプロデューサーACME K-1Aというのがあります。
reproducer
このスピーカーは後ろ側にも同じ振動板があり、それぞれのエッジは枠には接触していないで完全にフリーの形です。すなわち、振動板の中央でネジ止めされていて、当然、他の受話器と同じように骨電動=タワミ振動で音を出す構造であり、少し見ただけでは、エジソンのピックアップの構造が理解不可能なのと同じように、不思議な構造です。おそらく磁石が二本有るのでマグネチックスピーカーの橋渡し的な位置のスピーカーなのかも知れませんが、ここまで来るにはさぞ様々な試行錯誤があったことが伺えます。

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